研修目的 | 社会福祉領域における相談援助(ソーシャルワーク)は、利用者やその家族の自己実現を目指す利用者主体の実践を展開するうえで重要となる専門的な方法です。相談援助業務に携わる職員は、自らのソーシャルワークの実践をふり返り、その専門性を高めていくことが求められます。
一方で、今日の社会福祉の現場においては、高齢者虐待と養護者の支援の問題、障害者虐待と権利擁護の問題、児童虐待の問題、生活困窮者への支援、子どもの貧困と居場所づくりの問題、8050問題(引きこもりの長期化と親の高齢化の問題)など、社会的孤立に伴う複合的な課題を抱えた方の支援が必要とされています。
本研修では、相談援助業務に従事している職員を対象に、ソーシャルワークの基盤となる原理や理論をふまえ、今日の複合的な課題解決を目指した利用者の生活への包括的理解(ミクロ、メゾ、マクロへの視野)、利用者主体の実践展開に向けたストレングスとエンパワメントを促進する支援等を改めて確認し、自分自身の日々の実践をふり返ります。併せて、理論に基づく実践の重要性を学びながら、講義・演習を通じてソーシャルワーク実践のための専門性を高めていくことを目的としています。 |
研修対象者 | 社会福祉施設・事業所等で相談援助業務に携わる方(概ね経験年数3年以上の方) |
研修会場 | 県立ふくし交流プラザ 5階 研修室D(高知市朝倉戊375番地1)
またはオンライン参加 |
会場案内図 | |
受講費用 | 1名あたり 3,000円(銀行振り込み) *振込手数料は受講者負担となります。 |
受講定員 | 会場30名 オンライン(Zoom使用)20名 |
その他 | |
お問い合わせ先 | 社会福祉法人 高知県社会福祉協議会 高知県福祉研修センター(担当:細木)
〒780-8567 高知市朝倉戊375-1 県立ふくし交流プラザ1F
TEL 088-844-3605 FAX 088-844-9443 |
開催要項 | |